西宮で【アクアポニックス】という循環型農法を実践すべく、
ついに動き出しました!もりです。
今日はアクアポニックスについてのブログでもご紹介した、
この図の中にもあるバクテリアのことを書いてみたいと思います。
アクアポニックスにはバクテリアが必須!なのです。
なぜならば、、、
アンモニアが発生するということがポイントになってきます。
魚が食べ残した餌や魚から出た排泄物がアンモニアを発生させます。
本来の自然環境であれば、川や海の水の流れでアンモニアは薄まり、
生体に害を及ぼすことは低いのですが、
閉鎖空間のアクアポニックスは水の循環を行っているので、
アンモニアの毒性が強く、魚が死んでしまうのです。
そこで、バクテリアの登場!
魚にとって有害なアンモニアを分解し、亜硝酸に変換することで、
閉鎖空間のアクアポニックスでも魚を育てていくことができるのです。
(ここで登場するバクテリアはニトロソモナスといいます。)
毒性のある物質。。。
イメージとしては、
アンモニアの毒性☆☆☆
亜硝酸の毒性☆☆
という感じです。
ここでまた先ほどとは違うバクテリアの登場!
硝酸塩になることで毒性は☆0.5~1くらいまで下がります。
通常の熱帯魚飼育では水替えで硝酸塩を排出することで、水質を維持しますが、
アクアポニックスでは野菜がその硝酸塩を肥料分として吸収することで
きれいな水へと変わります。
よってアクアポニックスを行う上で、
バクテリアはとても重要な存在なのです。
バクテリアの活動温度やろ材、ろ過装置など、
とっても奥が深いアクアポニックス。
続きは少しずつブログでご紹介していきたいと思います。
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