もりのアクポニブログ | 『アクアポニックス』魚で野菜を育てる!?最新の循環型農業|兵庫県西宮市

【兵庫県西宮市】自給自足・家庭菜園でアクアポニックスを始めたい・兼業農業を始めたい・新規事業として・教育教材にアクアポニックス・魚が野菜を育てる!?地球にやさしい新たな農業スタイル『アクアポニックス』の知恵袋

バクテリアの働き

西宮で【アクアポニックス】という循環型農法を実践中!もりです。


今日は以前のブログでも話題に出た、バクテリアのお話です。

 

先日、野菜と魚の生育環境の確認のために 水質チェックを行いました。

 

水質チェックを行う理由

適正環境かどうかの確認を定期的に行う理由としては、

魚が死んだり病気になるのを防いだり、野菜の発育状況を効率よく行うためです。

 

チェックの方法として今回は、

・テトラテスト 6in1 試験紙(淡水用)

・テトラテスト 試験紙 アンモニア

の2種類の水質試験紙を使用しました。

 

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テトラテスト 6in1 試験紙(淡水用)

①硝酸塩

亜硝酸

③総硬度

④炭酸塩硬度

⑤pH

⑥塩素

の6つがわかります。

 

 

つづいてはこちら。

 

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テトラテスト 試験紙 アンモニア

こちらはアンモニウムイオンの試験紙です。

アンモニアの濃度を測っています。

 

今回の測定ではアンモニアが0なので、ろ過バクテリアがきちんと働いて、

亜硝酸に分解されていることがこの数字でわかります。

 

 

テトラテスト6in1試験紙での結果は②の亜硝酸が0なので、

アンモニアが分解されていることがここでも確認することができます。

 

亜硝酸から①硝酸塩になるのですが、ここで硝酸塩が検出されているので、

アンモニア亜硝酸→硝酸塩

バクテリアがしっかりと働き、分解のサイクルが出来上がっていると考えられます。

 

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 根っこがここまで育っているので、硝酸塩に関してもしっかり栄養分として吸収していると考えられます。

 

わたしは1~2週間に1度、このチェックを行い、水質の確認を行っています。

 

定期的に行うことで目ではわからない部分の循環バランスを整えやすくなり、

魚の病気や野菜の発育不足を防いでいます。

 

 

次回はpHについてのブログを更新したいと思いますので、

今日はこのあたりで。